乳がんと現代の食生活

乳がんと現代の食生活

乳がんと食生活には、切っても切り離せない関係があります。特に発症や、症状の進行には大きな関わりがあるようです。肉類の割合が多い高脂肪の食生活は、乳がんの発症を促進する因子が非常に多いです。乳がんの発症を予防するためには、ビタミンなどを食事で摂取することが効果的だと言われています。たとえばビタミンDやカルシウムは、乳がん予防に有効な成分として有名です。サプリメントから摂取することもできますが、あくまでも補助的な役割を担っているに過ぎないと考えるべき。やはり、毎日の食事から摂ることが望ましいでしょう。

 

乳がんの予防になるビタミンDは、サケ、サンマ、マグロなどの魚類のほか、シメジやしいたけなどのキノコ類に多く含まれています。カルシウムはパルメザンチーズ、脱脂粉乳などの乳類などから数多く摂取することが可能。干しエビ、にぼしなどの魚介類、ひじき、こんぶなどの海藻類、ごま、油揚げなどもカルシウムを豊富に含んでいます。意外かもしれませんが、日本で乳がんの発症率が高くなってきたのは最近のことです。これは、食事の欧米化が深く関係していると言われています。その点乳がん予防の食材を見てみると、魚や海藻類が多いことが分かるでしょう。

 

和食中心の時代に乳がん患者が少なかったということからも、現代の食生活が発症リスクを高めていることを理解していただけるはず。食生活が豊かになり、脂肪を多く摂取する機会が増えたことで、乳がんの発症を増やしているのでしょう。もちろん食生活だけでなく、初潮の低年齢化や閉経の高齢化など、さまざまな要因によって乳がんは発生します。さまざまな要因が重なることで、乳がんの発症率はグンと高まるとのこと。いつまでも健康な体を維持するため、できるだけのことはやっておいた方が良いでしょう。乳がん予防を行うために、まずは食生活の見直しを行ってみてはいかがでしょうか。


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