乳がんと大腸がんの共通点

乳がんと大腸がんの共通点

和食よりも洋食を好む人が増えている現代。昔に比べ、多くの日本人の食生活は劇的に変化しています。食事の欧米化は、肥満やメタボリックの原因になりやすいばかりでなく、さまざまな病気を発症するリスクも高いです。脂肪の摂りすぎや便秘により、乳がんや大腸がんにかかりやすくなることが近年の研究で解明されています。原因は、腸内環境が乳がんや大腸がんの発症と関係していることが大きいようです。

 

腸内で脂肪が変化し、悪玉菌が増えることで、がんが発生しやすい環境を作ってしまうとのこと。つまり乳がんや大腸がんの予防には、腸内環境を整えることが大切なのです。ヨーグルトなどの乳製品や大豆などの豆類、食物繊維を積極的に摂取することで、腸内の善玉菌を増やすことが可能。そうすることで、がんが発生しやすい環境を抑制できるようになります。また食生活の見直しは、さまざまな成人病の予防するという観点からも必要になってきます。近年では、乳がんと大腸がんは遺伝性が極めて高いことが明らかになっている模様。血縁関係のある家族の中で、乳がんや大腸がんになった方がいる場合、がんが発症する危険性が高いと言われています。

 

ですから、定期的な検診を行うといった予防策は不可欠でしょう。乳がんと大腸がんは、早期発見により、最低限の手術や簡単な治療で治すことができるそうです。年々若年化しているがんを予防するためにも、定期的に検診を受けて、体の状態を把握しておくことが必要です。「自分は大丈夫だ」と過信するのは、決して良くないこと。バランスの取れた食事と体内環境の改善により、がんに侵されるリスクを軽減していただければと思います。


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