乳がんや前立腺がんが発生する原因

乳がんや前立腺がんが発生する原因

乳がんと前立腺がんには、大きな共通点があります。それは、いずれもホルモンと深い関係を持っているということ。乳がんは女性ホルモン、前立腺がんは男性ホルモンの影響を受けやすい症状だということが解明されています。どちらのがんにおいても、ホルモンバランスの崩れが原因となっているのだそうです。乳がんは初潮の低年齢化やストレス、食生活の欧米化などにより引き起こされることが多いとのこと。自己診断や定期健診を通じ、比較的簡単に早期発見できるようです。ところで、前立腺がんの場合はどうでしょうか。

 

これまで日本人には少ない症状でしたが、食生活の欧米化に伴い発症率が高まっています。この点に関しては、乳がんと同様と言えるかもしれませんね。なお前立腺がんが引き起こされる要因としては、野菜不足の食生活、ビタミンA不足、アルコール度数の高いお酒の飲酒などが該当します。喫煙も主要因のひとつと考えられており、非喫煙者の2倍以上も発症率が高くなっているようです。飲酒は、前立腺がん・乳がんとも関係が深いことで知られています。たとえば閉経後の女性が多量の飲酒を続けると、乳がんの発症リスクがグンと高まるという事実が解明されているそうです。飲酒と喫煙は、他のがんの発症リスクさえも高めるので、気をつけてください。乳がんと前立腺がんの共通点として、進行が遅いということも言えるでしょう。

 

ちなみに乳がんの場合は、マンモグラフィ検査で早期に発見することが可能。前立腺がんのケースでは、がん細胞が大きくなるまで自覚症状が出ないため、発見が遅れることがあります。尿の回数の増加や、残尿感、下腹部の違和感などの“排尿障害”は、前立腺がんの症状の典型例。似たような状態が見られた場合には、早めに検査を受けてください。


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