乳がんと子宮がん

乳がんと子宮がん

女性特有の病気といえば、乳がんと子宮がんが挙げられるのではないでしょうか。乳がんと子宮がんは、女性ホルモンと深い関わりを持っていると考えられています。食生活の欧米化や、初潮から閉経までの生理期間が長くなっていることなどが原因となっているといるとのこと。現代人だからこそ増加している症状とみなすこともできそうですね。早期に発見しやすい乳がんは、近年死亡率が高くなっているそうです。聞けば、集団検診や定期健診などを定期的に行っていても、症状が進展してしまうケースもあるのだとか。

 

また再発や転移の可能性が非常に高いため、一度乳がんに侵されてしまうと一生がん治療を行わなくてはなりません。一方子宮がんは、症状が発生する場所によって状況が変わります。子宮の入り口にできる子宮頚癌(しきゅうけいがん)や、子宮の奥に発生する子宮内膜がんなど、様々な症状があるのだそうです。およそ80%の子宮がん患者は子宮頚癌だと言われています。自覚症状がほとんどないため、自分で判断するのが難しいと言われています。月経不順や生理以外の出血が特徴だそうなので、心当たりのある方は注意してください。

 

乳がんと子宮がんへ影響を与える女性ホルモンのエストロゲンは、女性らしさをつくる成分として知られています。更年期障害などに効果的なサプリメントの中に、エストロゲンの働きを助けるイソフラボンが使用されています。ところが、イソフラボンを過剰に摂取しすぎると乳がんや子宮がんを誘発してしまうこともあるのです。乳がんも子宮がんも、通常の健康診断では発見することができないので、定期的に婦人科検診を受けていただければと思います。がん予防や早期発見を行うためにも、30歳以降の方はぜひ病院へ足を運んでください。


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